
こんにちは、みのです。
我が家の娘のんは、出産予定日より約3か月早く生まれた超早産児です。
955gの超低出生体重児。
今回は、退院後約8か月経過した生後11か月目(修正月齢8か月)の生活の様子です。
・生後11か月目を迎えた超低出生体重児の成長の様子
・超低出生体重児を育てているママの気持ち

気になる方は、ぜひご覧ください。
生後11か月(修正月齢8か月):娘のんの体の発達は?
生後11か月目は、ほとんどの時間を私の実家で過ごしました。
近所のお年寄りにかわいがってもらったり、自然に囲まれて散歩したり。
娘のんにとって「生まれてはじめて」をたくさん体験しました。
- おしりを持ち上げ、よつんばいの姿勢ができるようになった。
- 力が強くなってきて、抱っこしてても動くように。
- つかまり立ちができた。
- コップで飲む練習を始めた。
「よつんばい」の姿勢ができるように!

生後10か月目から、「ずりばい」ができるようになりました。
ずりばいを始めて約1カ月、おしりを持ち上げる「よつんばい」の姿勢ができるようになりました。
「よつんばい」は、体を手のひらと膝で支える姿勢です。
- ずりばいをくりかえす
- 首、背中、腕、足などの筋力が発達する
- おなかを床から持ち上げられるようになる(よつんばいの姿勢)
まだ、前に進む「ハイハイ」はできませんが、体を持ち上げることが楽しいようでした。
ずりばいを始めたり、よつんばいの姿勢を取ったり・・・
赤ちゃんが毎日少しずつ発達していく様子をみて、

人間ってすごいな!
と思いました。
力が強くなってきた!

「ずりばい」を始めたことで全身の筋力がついてきたようです。
抱っこしているときに、動き回るようになりました。
じっとしていてくれず、ジタバタ動いて危ない!
ということもしばしば。
体重も周りの生後11か月のの赤ちゃんよりはだいぶ軽いですが、少しづつ重くなっています。

だっこするのも大変だな…
と思うこともありました。
つかまり立ちができた!

生後11か月目、部屋に置いている段ボール箱に手をかけ、つかまり立ちをしました。
- 超低出生体重児で生まれたこと
- 生後すぐの脳出血の影響で立てるかわからないといわれていたこと

周りの赤ちゃんたちと同じように成長すると思ってちゃダメよ!
主治医のH先生から、そう教わっていたため、焦らずに成長を見守っていました。
つかまり立ちは、私たちの想像以上に早くできるようになりびっくり!
報告すると、H先生もびっくりしていました(笑)
- 生後8~11か月ごろが目安
- 手が届く場所につかまって自力で立ち上がる動作
- 個人差が大きい発達段階なので、焦らず見守ることが大切。
つかまり立ちを始めると、一気に転倒のリスクが高まります。
- 床にクッションマットを敷く。
- 家具の角をガードする。
- 赤ちゃんの手の届くところに危険なものを置かない。
など、赤ちゃんのけがを防ぐための注意が必要です。
コップで飲む練習を始めた。

ストローマグでのむ練習をしていますが、慣れてきたのでコップの練習もすることにしました。
まだまだたくさんこぼれます。
たくさんこぼれるので、お風呂にコップを持って行き、お風呂の時間に飲む練習をしました。
服も濡れないし、赤ちゃんが水で遊んでしまってもニコニコ見守れるのでおすすめですよ!
次女の1周忌
娘のんが生後11か月目の時、少し早いですが、一緒に生まれてきた双子の妹の1周忌を行いました。
夫の実家に行き、お寺でお経をあげていただきました。
出産からもうすぐ1年。
自分なり
「乗り越えよう」
と一生懸命生きてきましたが、出産した日が近づくにつれ、1年前の出来事がどんどん蘇ってきます。

1年前の今日は、まだ二人ともおなかの中で生きていたんだな。
そんなことを思っては、泣いてしまっていました。
1年前にNICUにいた時に、のんの主治医のH先生が

赤ちゃんを亡くした悲しみのお薬は「時間」しかないのよ。
と教えてくださいました。
まだまだ私には時間が必要です。
でも、亡くした次女のことは忘れたくありません。
こうやって思い出して悲しむ時間も必要なように思えました。
まとめ|娘の成長をゆっくり見守りつつ、自分の心も大切に
生後11か月目は、たくさんの成長がみられました。
- おしりを持ち上げ、よつんばいの姿勢ができるようになった。
- 力が強くなってきて、抱っこしてても動くように。
- つかまり立ちができた。
- コップで飲む練習を始めた。
1日1日、少しずつ成長していく娘と同じ時間を共有できてうれしかったです。
のんの双子の妹の命日が近づくにつれ、明らかに不安定になっていく私の気持ち。
この気持ちとも付き合っていかないといけないな…
GCUを退院後、のんと向き合う時間が多く、「のんの成長」に注目してきました。
もうすぐ1歳だというときに、妹の命日を迎える悲しみが押し寄せてきました。
「1歳を迎える嬉しさ」と「命日を迎える悲しさ」
一気にやってくるので、自分とどう向き合えばいいのか分からなくなった時でした。
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