【出産日記】出産後の母親の入院生活。お祝い膳と母体の回復。

出産日記

みなさん、こんにちは。

前回は、出産後に赤ちゃんがNICUに入院。
母子が離れ離れになった時
どのような気持ちで過ごしていたかを書きました。

【出産日記】赤ちゃんがNICUへ。母子離ればなれの入院生活をどう乗り切るか
赤ちゃんがNICUに入院し、離れ離れで送った入院生活。出産後の母親の気持ちについてまとめています。

今回は、退院まで残り数日となった
母親である私の入院生活。
どう過ごしていたかを振り返ります。

助産師さんから

亡くなった次女とお別れをした数日後の朝
助産師さんがやってきて

「この病院では、出産後何日かたつとお祝い膳を出すんです。
みのさんはどうされますか?」

「そんな気分じゃなければ無理に食べなくても大丈夫ですよ。通常の食事も
用意できます。」

と伝えられました。

そうか。お祝い膳か。。。

正直なところ、食べるか迷いました。

通常だと、出産後、子供の誕生を祝って
喜びをかみしめながらいただくお膳です。

その時の私の正直な気持ちは
心からお祝いをできる気分ではありませんでした。

子供が亡くなっているのにお祝いしていいものだろうか。。。

出産してから言われた「おめでとう」

出産してから初めて会うとき
入院していた病院のスタッフの方は
全員一言目に


「ご出産おめでとうございます」


と言ってくださいました。

それは、
翌日に次女が亡くなってからも変わりませんでした。

一言目に


「おめでとう」


と言ってくれて、それから


「次女ちゃんは、残念でしたね。。。」


とおっしゃいました。

当時の私は、

今の自分に起こっている出来事が本当にめでたいことなのか。
おそらく今まで生きてきた中で一番つらい出来事なのに
おめでとう というできごとなのか。。

頭の中をぐるぐる回っていたことを覚えています。

スタッフの方に言われた


「おめでとう」


の言葉が、不快だったわけではありません。


病院で「おめでとう」という決まりがあったのでしょうし
私が不快になる言い方をされた方もいませんでした。

ただ、自分の中で
「おめでとう」
を、すんなり受け入れられなかったという感覚です。

頭ではめでたいことだとわかっているけれど、
気持ちはついてきませんでした。

お祝い膳を食べる

迷った結果、お祝い膳を食べることにしました。

ここで食べなかったら、
生まれてから頑張って一日生きた次女のこと
今NICUで必死で生きているのんのこと

二人の誕生を受け入れていないことになる
と思ったからです。

昼食で運ばれてきたお膳には
小ぶりの鯛の塩焼きがまるまる1匹おかれていました。
今まで食べていた入院食より、とても豪華だったことを覚えています。

味がどうだったなどは、あまり感じず


ただ

「生まれてきたことはおめでとうなんだ」

と自分に言い聞かせながら食べました。

赤ちゃんがNICUに入院中の母親の入院生活サイクル

私の入院生活が残り数日となった時にしていたこと。


それは、自分の体(母体)を休めることです。


これは、意識して休めていたわけではないのですが、
結果として、休めることができていたのだと
後で気づきました。

出産後、母子ともに元気な場合は
産後数日で赤ちゃんのお世話が始まります。
母子同室の病院もあると思います。

赤ちゃんがNICUに入院してしまうと、
24時間NICUで治療を受けるため
赤ちゃんとは面会の時間以外は一緒にいることができません。

母親は
・赤ちゃんとの面会
・自分の診察
・搾乳

それ以外の時間は比較的自由に過ごすことができます。

入院中のため、ベッドの上で安静に過ごすことが多くなります。

夜中は、起きて搾乳を済ませると
搾乳した哺乳瓶を助産師さんに渡して、自分はそのまま寝ることができます。

このことが、産後の体の回復を早めてくれると思います。

私は帝王切開で出産したのですが、
退院した時は、おなかの傷の痛みも全くなくなっていて
背筋を伸ばしてスムーズに歩くことができました。

三女の出産後、体験した母子同室

双子の出産から約4年後、
三女を出産しました。
三女はNICUに入らなかったため、
出産後すぐにお世話が始まりました。

のんのときと違い、
ずっと赤ちゃんと一緒に過ごせて、
すきなだけ触れ合える喜びは
この上ないものでした。

が、しかし!

お腹の傷が痛いのです ((+_+))

おなかの傷がとても痛いときに
3時間おきに授乳をしなければなりません。

体を起こすのも痛い。

赤ちゃんも慣れていないから授乳に時間がかかる。

授乳しやすい体勢が、お腹の傷が引っ張られる体勢だと
とても痛い。。。
ようやく終わったと思っても、泣いたらあやさなければならない。

本当に大変でした。

出産直後の赤ちゃんのお世話が本当に大変だと
この時に初めて知りました。

それと同時に
4年前の出産では、自分の体を休める時間を
十分に確保できていたのだ

とわかったのです。

授乳室で

病院の授乳室で授乳をしていた時のこと。

ふと見ると、隣のお母さんが泣いています。
泣きながら一生懸命授乳しようと頑張っています。

「大丈夫ですか?」

と聞くと


「傷が痛いんです。それに授乳もうまくいかない」


とのこと。

「ずっとほしかった赤ちゃんなんです。楽しみにしていたのに。
こんなにしんどくて、つらいとは思わなかった。」

夜の授乳も時間がかかり、ようやく寝れると思ったら
赤ちゃんが泣いて自分が眠れない。

体がつらくてどうしようもない。

と言っていました。

その方には、


「そんなにつらかったら、助産師さんに事情を相談して
数時間でも預かってもらえないかお願いしてみませんか」


と提案しました。

結局、相談したら預かってもらえて眠ることができたそうです。


初めての出産で、


自分が頑張らないといけないんだ


と気を張ってしまい
とてもしんどかったと、後日話してくれました。

その他にも産後の体の不調と闘いながら
一生懸命授乳しているお母さんがたくさんいました。


みんなで


「しんどいけれど、頑張りましょうね!」


とお互い励ましあいながら毎日授乳しました。

産後の赤ちゃんのお世話の過酷さを体験して
前回の出産で、のんがNICUに入院していた時は
自分の体を十分休められていたのだと知りました。

実際、三女の産後は1か月経過しても、傷の痛みなどが残
回復するまでにずいぶん時間がかかりました。
(年齢の影響もあると思います)

今のうちに体を休めよう

赤ちゃんがNICUに入院すると、多くの場合
母親だけが先に退院します。

退院後はNICUに面会に行く生活が始まります。
搾乳した母乳を届けるお母さんも多いと思います。

自宅から病院までの距離が遠いと
毎日の通院は大変で体に負担もかかります。
体力が必要です。

入院している間に、十分に体を休めて
できるだけ産後の体を回復させておきましょう。

周りのお母さんたちのように
赤ちゃんと一緒に過ごせない悲しさはありますが

自分の体を優先して回復させるチャンス!

とプラスに考えて、ゆっくり休んでおきましょう(*^^)v

今回は
ここまでです(^^)/

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