NICUに赤ちゃんが入院すると、ママの搾乳生活が始まります。
自分の退院後は毎日自宅で3時間おきに搾乳し、それをNICUに届けます。
突然始まる搾乳の日々に、
- 何を用意したらいいかわからない
- 搾乳した母乳はどうやって保存して届けるの?
こんな疑問をもつママも多いのではないでしょうか?
この記事では、娘がNICU・GCUに入院している4ヶ月の間搾乳を届ける生活を過ごした私が、
「搾乳した母乳をNICUに届けるために最低限揃えたアイテム3つ」
を紹介します。
- 母乳バック
- 保冷バッグ
- 保冷剤
辛く感じる搾乳生活を乗り切ったポイントもお伝えしますので、困っているママの参考になればうれしいです。
NICUに赤ちゃんが入院し、搾乳生活が始まった経緯
他の記事で詳しく書いていますが、我が家の娘のんは955gで生まれ、生まれた直後NICUに運ばれ、入院しました。
低出生体重児の赤ちゃんにとって、母乳はとても大切な栄養源。
そのため、できるだけ母乳を搾乳し、NICUに届けるという生活が始まりました。
搾乳という言葉すら聞いたことがなかった私は、突然始まった「搾乳し、母乳を届ける」という生活に戸惑いも感じました。
搾乳した母乳をNICUに届けるながれ
出産後、ママが入院中の時
出産直後、まだママも入院している間は、助産師さんが持ってきてくれた哺乳瓶に搾乳して、哺乳瓶を預けるということを繰り返しました。
この時に取れていた母乳はほんの数滴ですが…でも、低出生体重児の赤ちゃんにとってはとっても重要な栄養源だそうです。
ママの退院後
退院してからは、自宅での搾乳生活が始まります。
3時間おきに、搾乳を続けます。夜中も3時間おきにアラームを設定し、起きて搾乳を続けました。
- 搾乳し、母乳バッグにいれて冷凍。
- NICUの面会時に、母乳バッグを保冷バッグに入れて届ける。
このような流れです。
簡単なようですが、毎日淡々と3時間おきに続けるのは結構辛く感じました。
何より、そばに赤ちゃんがいないのに搾乳しているということが悲しかったです。
母乳をNICUに届けるために必要な3つのアイテム
母乳をNICUに届けるために必要な3つのアイテムは、この3つです。
・ 母乳バッグ
・ 保冷バッグ
・ 保冷剤
母乳バッグ|搾乳した母乳を安全に保存するために必要だったもの
母乳バッグは、搾乳した母乳を冷凍保存し、NICUへ届けるための袋です。
私は出産するまで、母乳バッグの存在すら知りませんでした。
NICUに母乳を届ける場合は、
搾乳した母乳を母乳バッグに移して冷凍し、
面会のタイミングでまとめて持っていく、という流れになります。
早産児の場合は「容量選び」がとても大切

早産児は、1回に飲める母乳の量がとても少ないです。
のんが生後1週間を過ぎた頃、1回あたりの授乳量は 5cc でした。
母乳バッグで冷凍した母乳は、
一度解凍すると再冷凍できず、使える時間も限られています。
そのため、たくさん母乳が出たからといって
200mlなどの大容量バッグに入れてしまうと、
1日で使い切れずに捨ててしまう可能性もあります。
小分け冷凍という考え方
超低出生体重児の場合は、
少量ずつ小分けにして冷凍できる母乳バッグを選ぶと、
母乳が無駄になりにくいと感じました。
NICUの先生や看護師さんに
「1日にどれくらい母乳を使うのか」を確認し、
それに合わせて保存量を決めるのがおすすめです。
体調によって母乳が出にくくなることもあるので、
せっかく搾乳できた母乳は、できるだけ大切に使いたいですよね。
私が使っていた母乳バッグ
いろいろな母乳バッグがありますが、
私はNICUで教えてもらった カネソンの母乳バッグを使っていました。
使い勝手がよく、結局ほかのメーカーを試すことはありませんでした。
保冷バッグ|母乳を冷凍したままNICUまで運ぶために用意したもの
保冷バッグは、母乳バッグをNICUに運ぶとき、冷凍した状態を保つために必要です。
私の場合は、NICUに通っていたのが夏だったので必須アイテムでした。
保冷バッグは母乳バッグが入ればなんでも大丈夫です。
ただし、母乳バッグは清潔に保たないといけないため、母乳を運ぶためだけの専用のものを用意しましょう。普段買い物の時に使用しているものを使うのは衛生面が気になったので、私は小さめのものを購入しました。
保冷剤|母乳の温度を保つために欠かせなかったもの
保冷剤は、保冷バッグの中に冷凍した母乳と一緒に入れるために必要です。
種類はなんでも構いません。
一回解凍された母乳は再冷凍できないため、しっかり保冷した状態で届けましょう。
保冷剤も、保冷バッグと同様、清潔であることが重要です。
私は、母乳バッグ専用の保冷剤はケースに入れて他の食材や保冷剤に触れないようにして冷凍庫で保管しました。
搾乳を届ける生活を続けて、実際大変だったこと
実際にやってみて、思っていた以上に大変だと感じたこともありました。
搾乳した母乳をNICUに届ける生活を4ヶ月続けました。
病院が家から遠くはない距離にあったため、1日も休むことはありませんでした。
実際にやってみて、大変だったことはこの4つでした。
- 赤ちゃんがそばにいないのに、3時間おきに搾乳しないといけないこと。
- 搾乳に時間がかかること
- 出産後、体力が戻ってないのに自宅から病院を往復し続けたこと
- 母乳バッグの費用がかかること
3時間おきの搾乳
「赤ちゃんが泣いて、母乳をあげる」ということができず、3時間おきにアラームをかけて淡々と搾乳を続ける。
夜中も起きて一人で搾乳する。特に夜中は、そばに赤ちゃんがいないということを実感しやすく、一人で泣きながら搾乳したこともありました。
1回の搾乳にかかる時間
搾乳にも時間がかかります。搾乳器を使えば、直母より楽だろうと思うかもしれません。でも、実際に搾乳する時間だけでなく、搾乳器を毎回消毒する時間も必要です。
母乳バッグの用意もしなければなりません。
慣れるまでは、ようやくおわったと思ったら、すぐ次の搾乳の時間がやってくることもあり、ヘトヘトになりました。
毎日病院への往復
出産の1週間後に退院してからは、毎日NICUへ通う生活が始まりました。
産後の傷も痛む中、体力も戻っていないのに毎日病院へ往復するのは大変でした。

母親なんだから会いに行かないと!
そう言い聞かせて、気持ちで通い続けました。
NICUに会いに行かないと落ち着かないという気持ちも大きかったです。
母乳バッグにかかる費用
4ヶ月も搾乳し続けると、母乳バッグにかかる費用がかさんできます。
必要経費と割り切って購入するしかありません。
母乳と母乳バッグが無駄にならないように「適切な容量の母乳バッグを選ぶ」工夫が必要です。
搾乳生活を続けるために無理しないと決めたこと
搾乳生活を続けると、体力も気力も辛くなってきます。
全てを頑張ろうとすると、体がもちません。
そこで、他の家事をゆるくすることにしました。
「赤ちゃんが退院してきたら、外食できなくなるよね」
と夫と話して、気分転換に外食にいくことも。
掃除や洗濯は、少しサボってもいいから、自分の体力の回復に努めました。
赤ちゃんがNICUに入院してしまった。
それだけで、ママには相当なストレスがかかっています。
他のことまで頑張らなくて大丈夫。
赤ちゃんに会いに行く。母乳を届ける。それだけで十分仕事は果たしていると思います。
赤ちゃんが退院してきた時に、万全の大勢でお世話できることが大事!
今は最低限のことをして、体の調子を整えることを優先しましょう。
まとめ|搾乳した母乳をNICUに届けるためには、「最低限これだけ」で大丈夫
搾乳した母乳をNICUに届ける準備は、最低限これだけで大丈夫でした。
・ 母乳バッグ
・ 保冷バッグ
・ 保冷剤
NICUに赤ちゃんが入院し、毎日の搾乳を続けるだけでも、ママは十分頑張っています。
分からないことや不安なことは、NICUの先生や看護師さんに確認しながら、できる範囲で続けていけば大丈夫。
今は、赤ちゃんに会いに行って、母乳を届ける。
それだけで十分だと思います。
無理しすぎず、産後の自分の体も大事にしましょうね。



コメント