みなさん、こんにちは。
早産になってしまうと
多くの場合
赤ちゃんがNICUに入院したまま
母親だけが先に退院することになります。
その後は、毎日のように
NICUに入院している赤ちゃんに面会に行く生活が
始まります。
今回は
NICUにいるのんに毎日面会に行っていた
約4か月の生活で
予想外だった出費の「交通費」について
書いていこうと思います。
毎日NICUへ通えた理由
出産後、母となった私は
のんより先に退院しました。
のんは、
生後約4か月NICUとGCUに入院
していたのですが
私と夫は
その間毎日のんの面会に行きました。
私は朝と夕方の2回
夫は夕方の1回
のんとの面会を続けたのですが
なぜ毎日NICUへ通えたのか。
それは、家から病院が近かったからです。
自宅からのんの入院している病院までは
車で約15分の距離でした。
たまたま、自宅の近くに
NICUがある総合病院があったこと。
双子であるとわかった時点で、
早産になることを予想し
NICUへの入院を見越して
自宅に一番近い病院を紹介してくださった
個人病院の産婦人科の先生。
このような点に恵まれて
私は毎日NICUに通える環境だったのです。
もし、
自宅から病院まで
片道1時間以上かかる距離であれば
1日2回も面会に行くことはできなかったと思います。
緊急な状況で
早産となってしまい
赤ちゃんが自宅から遠い病院へ搬送されてしまうと
毎日面会に行くのは難しい状況の方も
いると思います。
すべての総合病院にNICUがあるわけではないので
自宅から毎回時間をかけて
NICUに通ってるお母さんも
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
一日あたりの駐車場代
病院に通院する場合、
自分が患者として受診した時は
診察券の提示で
7時間まで200円
などの割引が行われていました。
のんの病院では
NICUへの面会はお見舞いになるため
患者としての割引は行われず
通常料金がかかります。
2~30分で200円程かかったと
記憶しています。
1回面会にいくと、
・ のんの体調や検査結果の説明を受ける。
・ のんと触れ合う。話しかけたり、ホールディングをする。
・ カンガルーケアをする。
などを行います。
NICUへ入室前には
入念に手洗いをする時間
荷物をロッカーに預ける時間もあり、
1回の面会で駐車場に止めている時間は
2時間以上かかっていました。
カンガルーケアをする日は
それ以上に時間がかかります。
夕方、夫と一緒に面会に行くときは
午前の面会ほどの時間はかかりませんでしたが
1時間半程度はかかっていました。
そのため
駐車場代に1日1000円以上
かかりました。
最初のうちは
必死すぎるあまり
駐車場代のことなど
全く気に留めていませんでした。
しかし、NICUへ通う生活が
1か月以上続き
気持ちも少し落ち着いて
冷静になってくると
あれ?駐車場代って結構かかってない?
と気づいたのです。
改めて、計算してみると
一日約1000円×30日=30000円
1か月30000円は
かなり大きい額です。
NICUに入院して約1か月経過した頃
のんが退院できるまでには
あと2~3か月かかることが
わかっていました。
まだまだ駐車場代はかかりそうです。
そこで
夫と病院の周りの駐車場を
いろいろと回って調べてみて
1番安くて近いところを探しました。
月極の駐車場も検討しましたが
敷金、礼金がかかること。
月極駐車場代も安くはなかったこと。
いつ退院できるかはっきりわからないこと。
などから、
近隣の安い駐車場に停め続けることに決めました。
公共交通機関の利用
天気が良く、私の体調がよい日は
バスや地下鉄を乗り継いで
通院したこともあります。
私の場合、
車での通院に比べて
バスや地下鉄を利用すると
通院にかかる時間が倍以上かかりました。
通院していたのが真夏だったこともあり
冷凍した母乳が溶けてしまわないか心配でした。
そのため、
公共交通機関を利用する回数は
少なかったです。
一日にかかる交通費も
往復のバス代と地下鉄代で1000円くらいかかりました。
駐車場代と変わらないな
と思ったので
結局、車での通院を選びました。
また、バスや地下鉄のなかで
生まれたばかりの赤ちゃんを見かけることを
少しつらく感じたということも
公共交通機関の利用を避けた理由の一つです。
本当は私も赤ちゃんを抱っこして
バスに乗りたかったな。。。
などと、思ってしまったのです。
そんなことを羨ましがっても
仕方がないのですが
産後のホルモンバランスの乱れなのか
ちょっとしたことで心が乱されてしまいました。
自分で勝手に落ち込んでいただけですが
落ち込んだ気分になるのが嫌だったので
車での通院を選びました。
面会の時間を無駄にしないために
NICUに面会に行くと
ちょうど検査をしている時間と重なり
「検査が終わるまで、待合室で待っててね」
と言われて
30分くらい待合室で時間をつぶすことがありました。
NICUに慣れてきて
看護師さんや先生といろいろな話ができるようになると
「明日は検査の予定がありますか?」
「明日は10時くらいに来ようと思っていますが、予定はありますか?」
などと聞けるようになりました。
看護師さんが
「10時から検査だから、10時半に来たら検査が終わってるよ」
とか
「10時がミルクの時間だから、9時半ごろに来て搾乳したらちょうどいいかも」
などと、来院のタイミングを教えてくださり
待ちぼうけの時間がなくなりました。
毎日通うNICUでスタッフの方たちと顔見知りとなり
いろいろな話ができると
NICUで過ごす時間も楽しくなってきます。
NICUのスタッフの方たちは
早産児のケアのプロフェッショナルです。
私たち早産児の母親の悩みも
よく理解してくれていて
相談にも乗ってくれます。
NICUのスタッフの方と
まめにコミュニケーションをとることで
赤ちゃんの状態を知ることもできます。
病院のスケジュールも確認出来て
面会で暇になる時間ができないと思います。
まとめ
今回は、NICUの通院にかかった
交通費について書きました。
交通費に一か月で30000円ほどかかったのは
想定外でした。
交通費を半額にできる方法!!
の紹介ではなく、申し訳ないです((+_+))
当時の私たち夫婦は
できるだけ費用を削減できないか
調べましたが
あまり良い方法は見つかりませんでした。
交通費を
今以上に無駄に出費をしないために
のんの翌日のスケジュールを確認しておく
ということが
唯一できた工夫です。
NICUへ通う回数を減らす
という選択肢は
私たちにはなかったので
駐車場代の出費は仕方がない
と割り切り
約4か月毎日通い続けました。
今、NICUに通っているお母さん。
毎日通院の時間もかかり
大変ですよね。
赤ちゃんが大きくなって
無事に退院できる日を目指しながらも
無理をしないでくださいね (*^^)v
今日はここまでです(^^)/
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