みなさん、こんにちは。
のんが生まれてから、5週目~6週目にかけて
大きな成長がみられました。
治療内容がステップアップしました (*^^)v
一日一日、のんの様子が変わって
成長を感じることができた時でした。
今回は、生後5~6週目の様子について
まとめます。
生後5~6週 のんの体重
のんの生後5週目~6週目は、
本来の妊娠9か月目(妊娠33~34週)に当たります。
955gで生まれたのんの体重は
1300gを超えました!!
このころ、1日あたり15g程体重が増えていました。
おしゃぶりの練習
人工呼吸器が外れたので
生後5週目くらいから
おしゃぶりを口にくわえる練習が始まりました。

※ 練習していたおしゃぶり。通常のサイズよりずいぶん小さいサイズ。
自力で呼吸ができるようになってきたら
おっぱいをくわえる練習を始めるそうです。
その前に、ほっぺを膨らませておっぱいを吸う練習をします。
口がとても小さいため
おしゃぶりでほっぺがパンパンになって
ハムスターのようでした。
頑張っている様子がとてもかわいかったです。
鼻の酸素マスクは
まだ必要な状態です。
呼吸を促す薬を
今までは点滴で与えていましたが、
内服で投与するようになりました。
うまくいけば
生まれた直後からずっとつながっていた
点滴が外れるそうです!

※哺乳瓶の乳首をくわえる練習。顔の半分くらいが乳首でおおわれている状態。
のんの体調
生後5〜6週目に、発熱したことがありました。
一日で解熱しましたが
とても心配でした。
先生によると
発熱の原因は
体温調節の機能が未熟なことではないかとのことでした。
感染症ではなくほっとしました。
発熱以外にも
一時的に酸素飽和度(spO₂)が低下したり
心拍数が低下したり
まだまだ心配なことがたくさんあります。
初めてのおむつ替え
ちょうど生後6週間たった日
初めて
私がおむつを替えました。
何度か見せてもらっていたのですが
おむつ替えの経験自体初めてなので
看護師さんに教えてもらいながら行いました。
体重はまだ1300g台のため、
とても小さくて
足もちょっと動かしたら折れるのではないかと思うほど
細かったです。
緊張しましたが
自分の手でおむつを替えてあげられたということが
とても嬉しかったです。
早産児はとても小さいため
市販のおむつのサイズがありません。
産院用の低出生体重児のためのおむつを使用しています。
お人形に使うような小さなサイズのものです。
初めて見る大きさの
とても小さなおむつでした。
最近は1000g未満の赤ちゃん用のおむつも開発されているようです。
低出生体重児用のものが開発されていることに
すごいな。ありがたいな。
と思いました。
点滴がはずれる
生後6週目で、ようやく点滴が外れました。
のんは
生まれて初めて
すべての手足を自由に動かせるようになりました!

※ 手足が自由になった様子。口から出ているのがミルクを与えているチューブ。
おしりをぷりぷり動かしながら
手足をばたつかせている様子を見て
自由に動けるようになってよかったね!
と話しかけました。
だっこもできるようになりました。
チューブが十二指腸から胃へ
ミルクが逆流するため十二指腸まで伸ばしていた
栄養を与えるためのチューブが
胃まで戻ってきました。
ミルクが逆流するようなら十二指腸に戻すと
言われていましたが
逆流することなく
無事に胃まで伸ばした状態で落ち着きました。
鼻マスク
鼻から酸素を与えているマスク。
今までは1秒おきにマスクから圧がかけられていて
呼吸が促されていました。
生後6週目より、酸素マスクから出てくる空気は
ずっと一定の圧になり
自分の力で息をしなければならなくなりました!
自分で呼吸をする
というステップまで進むことができ
すごく成長したことが嬉しかったです。
主治医のH先生が
のんに
「もう34週目になったんですよ!頑張って息をしてもらわないと困ります!」
と笑いながら話しかけてくれました。
頑張って息するんだよ!!
とNICUのスタッフの皆さんに
励まされていたのん。
無事に鼻のマスクが外れる日も来るといいな
と思いました。
パパのカンガルーケア
初めてカンガルーケアをした時
のんと肌と肌の触れ合いを体験して
とても温かく幸せな気持ちになりました。
夫にも同じ体験をしてもらいたくて
カンガルーケアしてみて
と伝えると
小さすぎて壊しそうで怖い
との返答でした。
絶対やった方がいいよ!!
と無理やり勧めると
じゃあ1300gを超えたらやってみる!

と覚悟を決めたようです。
生後5週目にのんの体重が1300gを超えたので
夫もカンガルーケアをすることになりました。
初めて胸元にのんが置かれた時は
緊張した様子の夫でしたが
しばらくするとリラックスした様子で
柔らかい表情になってきました。

※ 夫にカンガルーケアをされているときののん
もともと子供が苦手だった夫。
子どもを目の前にして
こんなに柔らかい表情ができるのだと
新しい発見をしました (笑)
初めて親子3人の時間を共有できた
気分でした。
これから3人で
家族として生活していくんだな
と
家族の未来を想像できるようになってきました。
まとめ
生後5~6週目ののんは
すごい勢いで成長してくれました。
今までは
生きていけるかどうか
と暗い気持ちのことが多かったのですが
毎日の成長をみて
退院後の未来を想像できるようになった時期でした。
今日はここまでです(^^)/
コメント