【NICU】ママのにおいのついたガーゼ

NICU

みなさん、こんにちは。

今回からは
955g超低出生体重児で生まれた長女の
NICUでの成長を綴っていきます。

生後1週間未満で私もまだ退院していない時期。

母親になったわたしにできたこと。

ひとつずつ書いていこうと思います。

これから長女の育児日記を記していくにあたり、
毎回「長女」とよぶのは、しっくりこないため、
ニックネームをつけることにしました (^^)/

のん にします。

よろしくお願いします(^^)(^^)v

早産で出産すると、多くの場合
赤ちゃんはNICUに入院することになります。

生産期で生まれてきて、赤ちゃんも健康な場合
出産翌日、もしくは二日後から赤ちゃんのお世話が始まります。

授乳をしたり、おむつをかえたり。
赤ちゃんと一緒に過ごす時間が増えます。

しかし、赤ちゃんがNICUに入院してしまうと、
赤ちゃんに会えるのはNICUに面会に行く時間だけになります。

赤ちゃんに会える時間も短いですし、
母親として赤ちゃんにしてあげられることが少なく
落ち込む気分になる人も多いと思います。

まだまだでないおっぱいを、搾乳して届けることが
自分にできる唯一のことです。

周りで赤ちゃんのコットを押しながら歩いているお母さんたちが
うらやましい。

私も、

のん に、なにかできることはないのだろうか。。。

と、悩みました。

病室に見回りにきた助産師さんが

「ガーゼを胸元にいれておいて、
ママのにおいをつけたガーゼをNICUに届けよう」

そう言いました。

ん? どういうこと?

詳しく聞くと

母親の胸元にあてたガーゼハンカチを保育器に入れて

赤ちゃんにかけてあげたり、そばに置いておくと

母親の常在菌が赤ちゃんの皮膚について
免疫力の向上につながる
そうです。

常在菌とは
  • 健康な人の体に日常的に存在する微生物(細菌)。
  • 腸内や皮膚など体の様々な部位に生息している。
  • 病原菌の侵入を防ぐ、バリア機能や免疫力アップの役割がある

また、
母親のにおいがして赤ちゃんが安心するそうです。

搾乳した時にでた母乳が付いたガーゼも
おっぱいのにおいがするから安心できるそうです。

ママのにおいがついたガーゼをおくメリット
  • 生まれたばかりで無菌状態の赤ちゃんに
    母親の常在菌を付けて免疫力を高める。
  • 母親のにおい、母乳のにおいで赤ちゃんが安心できる。

私にできることが一つ増えました。

さっそくその日から胸元にガーゼをいれておいて、
面会時にガーゼを届けることにしました。

ガーゼを届けて、
代わりに保育器に入れていたガーゼを持ち帰って洗濯する
ということを繰り返しました。

頭に置いてあるのが、私のにおいのついたガーゼです。

保育器から持ち帰ったガーゼは
のんのにおいがついているような気がして、

洗うのがもったいない気分になりました。

のんに対して、一つできることがふえて
とても嬉しかったです。

今日は、ここまでです (^^)/

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