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【早産・低出生体重児・修正月齢って何?】NICUを卒業したママがわかりやすく解説!

その他

こんにちは、みのです。

低出生体重児の多くの赤ちゃんが「早産」で生まれてきます。

予定日より早い、突然の出産でパニック。

早産っていつのこと?
低出生体重児って何?
修正月齢って?

頭が混乱してしまうママも多いのではないでしょうか。

これらの言葉は
赤ちゃんが予定より早く生まれることで
初めて耳にすることが多いですよね。

今回は、私自身の経験もふまえながら
これらの言葉の意味を
わかりやすくまとめてみました。

早産とは、
妊娠22週0日〜妊娠37週未満での出産
のことを言います。

早産で生まれた赤ちゃんを
早産児といいます。

日本における早産児が生まれる割合は5.7%

生まれてくる赤ちゃんの20人に一人以上
早産で生まれてくることになります。

生まれてくる赤ちゃんは
お母さんのおなかの中にいた週数で以下のように呼ばれます。

  • 早産児  在胎37週未満で生まれた赤ちゃん
  • 正産期児 在胎37週~42週未満で生まれた赤ちゃん
  • 過期産児 在胎42週以上で生まれた赤ちゃん

それでは、早産児低出生体重児の違いは何でしょう?

「早産児」というのは
赤ちゃんの在胎期間で分類した言葉。


「低出生体重児」
生まれた時の体重によって赤ちゃんを分類する方法です👶

つまり


お母さんのお腹の中にいた週数による分類
生まれた時の体重による分類


で、呼び方が異なります。

では
生まれた時の体重による分類
どうなっているでしょうか?

  • 低出生体重児  出生体重が2500g未満
  • 極低出生体重児 出生体重が1500g未満
  • 超低出生体重児 出生体重が1000g未満

となります。

のんは、在胎週数27週生まれた時の体重は955gなので

早産児超低出生体重児

ということになります。

修正月齢という言葉を聞いたことがありますか?

修正月齢とは
早産児や低出生体重児の発達や成長をみるときに使われる
特別な月齢の数え方です。


実際に生まれた日(誕生日)ではなく、
本来の出産予定日を基準にして計算します。

修正月齢とは

・修正月齢=生後月齢ー早く生まれた月数

【例】のんの場合。出産予定日より3か月早く生まれています。

生後月齢修正月齢
生後0か月マイナス3か月
生後1か月マイナス2か月
生後2か月マイナス1か月
生後3か月 0か月
生後4か月1か月


実際の月齢より3か月ひいたもの
のんの修正月齢になります。

早産児は他の赤ちゃんに比べて
発達や成長がゆっくりになる傾向があります。

実際の月齢で比較すると
発達が遅れているようにみえるため
出産予定日を基準にした修正月齢で成長や発育を評価します。

多くの場合は3歳ごろまで
修正月齢で発達や成長を評価し


その後は実際の生年月日(月齢)で
判断することが一般的です。


いつまで修正月齢を使うかという
明確な基準はないようです😊

予防接種は修正月齢を使わず
実際の月齢でスケジュールを組むようです。


のん
実際の月齢で予防接種のスケジュールが組まれました。

生後4か月(修正月齢1か月)まで
GCUに入院していて


その後も
1か月に一度病院を受診していたので

主治医のH先生が予防接種のスケジュールは
すべて組んでくださいました😅

私はスケジュールを組む必要はなく

H先生にお任せするだけでよかったので
大変助かりました🤣

のん生後月齢で母子手帳を記入しました。


成長曲線から大きく外れていました。

※身長と体重の表↓

※ 頭囲の表↓

955gとあまりに小さく生まれたので
母子手帳の基準から外れることに
私自身は
抵抗はほとんどありませんでした。

H先生やNICU、GCUのスタッフの方からも

看護師さん
看護師さん

そもそも、生まれてきた状態が全然違うんだから
まわりと比べようと思ったらだめよ!

と言われていたので
目の前ののんだけ見ることにしました。

のんのんなりに
少しずつでも大きくなっていればいい。

そう考えて毎日過ごすことにしました。

早産児低出生体重児の赤ちゃんは
正産期に生まれた赤ちゃんより
成長や発育がゆっくりなことが多いです。

成長がゆっくりなことを気にしすぎず
不安なことは主治医に相談する。

私はこの考え方で毎日をすごすことにしました。

赤ちゃんがとても小さく
周りの赤ちゃんより成長がゆっくりだと
心配も多いですよね。

心配に思うのは当然のこと。
私も心配だなと思っていました。

ただ、毎日心配しすぎると
ママの心が疲れ切ってしまいます。

赤ちゃんが毎日おっぱいやミルクを飲んでいる。
元気に泣いている。

いつもと変わらない一日を無事に過ごせた。

それならよしとしよう。

心配なことがあれば先生に聞いてみよう!

そんな感じでいいと思います。

心配はたくさんあるけれど
ママも赤ちゃんと一緒に
ゆっくり毎日を過ごしていきましょう。

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