【双胎妊娠】妊娠25週目で入院。あと数週間で生まれてくる双子。

双胎妊娠

みなさん、こんにちは。
妊娠8週目で、双子の妊娠が判明してから
2週間に満たない間隔で妊婦検診に通っていました。

今回は、妊娠25週目の検診で
入院することが決まった時の話をしたいと思います。

一卵性双生児は、二人の胎児の成長のバランスをとるのがとても難しいそうです。
私も妊娠20週目ごろから、双子の大きさに差が出始めていました。

この時、一人が推定290g。もう一人が190g

羊水の量に問題は出ていないとのことでしたが、
いつ差が大きくなってくるかわからないため
今後も注意深く見ていく必要があると説明を受けました。

今後二人の間の体重差が大きくなってしまったら、
妊娠25週目までは、レーザーで手術をする可能性があることも伝えられました。


この時は、県内にそのレーザーの手術ができる病院がなかったので、
手術をするなら
県外の病院を受診する必要があるとのことでした。

妊娠25週を超えてから
二人の体重差がどんどん広がるようなことがあれば
手術ではなく
出産させた方がいい場合があると教えてもらいました。

まずは、二人が1000gになることを目指そうという話でした。

今、冷静に考えると
1000gを目指すというのは
だいぶ早産の危険が迫ってきているということなのですが
その当時、私の危機感が薄く

「まぁ、なんとかなるだろう」

と思っていました。

エコーの検査を受けているとき、
先生たちの様子が、いつもと違う気がしました。
別室でなにか相談しているような声も聞こえます。
あまり状態がよくないということなのかなと思いました。

しばらくして、
検診の結果の説明を受けました。

・ 双子の体重差が広がっていること。
・ 羊水の量にも差ができていること。
・ 以前話していたレーザー手術の適応ではないということ。
・ 入院して管理していかないといけないようだということ。

そうなんだ・・・

主治医の先生に


「今度の入院はいつまでですか?」


と聞くと、


「生まれるまでよ。あと3週間お腹にいてくれることを目指します。」


と言われました。

「え?」

その時
ようやく自分が置かれている状況が
とても危ないということに気づきました。

予定日までまだ3か月以上あるのに
もう生まれてくるってどういうこと?


赤ちゃんたちは、大丈夫なのかな???

なかなか理解が追いつきません。

その日は帰宅し、
数日後に入院することになりました。

・ まだまだ先だと思っていた出産があと数週間でやってくるかもしれない。
・ まだ、出産の用意はほとんどしていないのに。
・ 心の準備も全然できていないのに。
・ 1000gで生まれてくる赤ちゃんって、生まれたらどうなるの?

とてつもなく大きな不安と、恐怖が入り混じった気持ちでした。

明日入院したら、次はいつ帰宅できるかわかりません。

お腹の中の双子のことを考えると
できるだけ長くおなかの中で育ててあげた方がいい
ということは理解しています。


でも、入院期間がどれくらい長期になるのかと
不安でたまりません。

長期間の入院は精神的にもつらいので


早く退院できたらいいな


という気持ちが頭をよぎりますが


早く退院するということは
その分早産になることを意味します。


早産であればあるほど
双子は危険な状態になってしまいます。

もう気持ちはぐちゃぐちゃです。

自分のことを考えてる場合ではなく
お腹の中の双子の命を心配すべきなのに
長期の入院が嫌だと考えてしまう自分に嫌悪感も覚えました。


母親になるものとして、失格じゃないのかなとも思いました。

いろいろ考えましたが、結局気持ちの整理はつきませんでした。

夫は、普段はそんなことをするタイプではないのですが
この日はずっと励ましてくれました。


とりあえず
私にできることは入院することだったので
しんどくても頑張るしかないと決め
入院の日を迎えました。

この時の私の状況をよんで

双子ってわかっていたのだから
早産の危険性くらい覚悟しておくべきだったのでは?

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

確かにその通りです。

しかし、実際にその状況に自分が陥るまでは
どこか他人事なのです。
自分は大丈夫なのではないかと、根拠もない自信がありました。

早産の危険性は知識として知っていても、
まさか自分が3か月も早産になるなんて思わなかったのです。

世の中の、たくさんの元気な双子ちゃんを見て、
自分もこんな風に元気な双子を生むに違いないと思っていました。

早産になるにしても、1か月早まるくらいかなと。。。


病院では

妊娠34週までおなかで育てられるといいね


と言われていました。


そのため、私も妊娠34週くらいで出産すると思っていました。

なんだかんだいっても、きっと大丈夫。


私自身は、体格もよく健康だったため
きっと元気に出産できると思っていました。

元気な双子を生むということは奇跡なの


と、主治医の先生が最初に教えてくださったこと。

それは本当だったのだと、この時に初めて実感したのです。

今日はここまでです (^^)/

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