
こんにちは、みのです。
赤ちゃんのファーストブックとして大人気の「ノンタン」シリーズ。
なかでも、厚紙仕様で丈夫に作られた「赤ちゃん版ノンタン」は0歳から楽しめる絵本として支持されています。
すでにファーストブックとしてノンタンを取り入れたご家庭も

他にはどんな種類があるの?
どれを次に読もう?
と気になる方が多いはず。
この記事では、赤ちゃん向けノンタンシリーズ全9冊について、
あらすじとおすすめポイントをていねいにご紹介します。
お子さんの成長や興味に合わせた一冊選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
※ファーストブックとしての魅力については、関連記事もぜひご覧ください。
赤ちゃん版ノンタンってどんなシリーズ?
「ノンタン」はキヨノサチコさん作・絵によるロングセラー絵本。
通常サイズの絵本に加え、赤ちゃん向けに作られた小さめ・厚紙仕様のシリーズが「赤ちゃん版ノンタン」です。

※ 我が家の赤ちゃん版ノンタン全9冊。
赤ちゃんが最初に触れる絵本として、多くのご家庭で選ばれています。
全9冊のあらすじとおすすめポイント
ここからは、赤ちゃん版ノンタンシリーズ9冊のあらすじを1冊ずつ紹介します。
それぞれの絵本が持つ特徴や、どんな時期・場面におすすめかも合わせてお伝えします。
ノンタン にんにん にこにこ

【あらすじ】
ノンタンが「にんにん にこにこ」とニンジャのまねっこをしたり、笑顔いっぱいに遊ぶお話。
言葉遊びが多く、赤ちゃんも声に出して楽しめます。
- にこにこ笑顔になる楽しい言葉と動き
- 読み聞かせが“遊び”に変わる1冊

大きなイラストでわかりやすく、我が家の娘もお気に入りの一冊。
0歳児から読めます。
ノンタン もぐもぐもぐ

【あらすじ】
ノンタンや動物たちがさまざまな食べ物を「もぐもぐもぐ」と食べるお話。
見て楽しい、まねして楽しい内容です。
- 食べる楽しさを自然に伝えられる
- 食事タイム前の読み聞かせに◎
- 擬音語が楽しく、発語をうながす

「もぐもぐもぐ」を覚えると離乳食でも、もぐもぐしてくれるようになります。
簡単な食べ物の名前も覚えられます(バナナ、にんじん、みかんなど…)
ノンタン おしっこ しーしー

【あらすじ】
ノンタンと動物たちが「しーしー」とおしっこする場面が次々に登場。
トイレトレーニングのきっかけにもなります。
- トイトレ入門にぴったり
- 短いフレーズでわかりやすい
- 明るい雰囲気で抵抗感なし

トイレトレーニングの導入がうまくいかない時、お子さんと一緒に読んでみてください。
大好きなノンタンもがんばっていると知ったら、モチベーションのアップにつながりますよ!
ノンタン あそびましょ

【あらすじ】
ノンタンが「いっしょに あそぼ!」とお友だちを誘いながら、さまざまな遊びを楽しみます。
かくれんぼ、ボール、ジャンプ遊びなど、赤ちゃんにもなじみのあるシーンがたくさん登場。
- 「あそぼう」の声かけが自然に身につく
- 読み聞かせしながら手ぶりまねっこも楽しめる
- 運動遊び・集団遊びの導入に◎

絵本やつみき、砂遊び。ぼーるなど、遊ぶおもちゃがたくさんでてきます。
「一緒にあそぼう!」
お友達の輪に入っていく練習にもなりますよ。
ノンタン いないいなーい

【あらすじ】
ノンタンが「いないいない……ばあ!」とおともだちの動物たちと遊ぶシンプルなお話。
くり返しの展開に、赤ちゃんも思わずニッコリ。
- 初めての絵本にぴったり
- 繰り返しの展開で赤ちゃんが飽きにくい
- ページをめくる楽しさがある

ノンタンと、おともだちの動物(くまさんやぶたさんたち)の
「いないいないばー」が繰り返されます。
読み進めると、赤ちゃんもきっと笑顔になりますよ。
娘のファーストブックに選んだ本です。
とてもお気に入りの1冊になりました。
ノンタン じどうしゃ ぶっぶー

【あらすじ】
ノンタンがじどうしゃに乗って「ぶっぶー!」とおでかけ。
いろいろな乗り物や道を進んでいくシンプルだけど楽しい冒険ストーリーです。
- 乗り物好きな子にぴったり!
- 「ぶっぶー」の効果音やリズムが楽しく、読んでて盛り上がる。

繰り返される「ぶっぶー」のリズムに赤ちゃんも思わずにっこり。
ノンタンの大切な「あかい じどうしゃ」が主役の本です。
ノンタン おはよう

【あらすじ】
朝になって「おはよう!」とノンタンが元気に起きます。
くまさんやうさぎさんのお友だちも次々に起きてきて、みんなで楽しい一日の始まり。
あいさつの大切さを自然に学べる一冊です。
- 「おはよう」のあいさつを覚えるきっかけに
- 朝の読み聞かせ習慣にもぴったり

「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」など
言葉を理解し始めた頃、あいさつを覚えるのにぴったりな1冊です。
ノンタン はみがき はーみー

【あらすじ】
「はみがき はーみー♪」とノンタンたちが歯みがきをするお話。
歌のようなリズムで歯みがき習慣を楽しく導入。
- 歯みがきイヤイヤ期におすすめ
- リズムが良く、覚えやすい
- まねっこしやすく、実践につながる

ノンタンやお友達と
「はみがき はーみー」と歯ブラシの練習ができます。
娘も「はみがき はーみー」のフレーズが気に入って、
歌いながら歯を磨いていました。
ノンタン はっくしょん!

【あらすじ】
「はっくしょん!」とノンタンがくしゃみ。
病院でくま先生に診察をしてもらいます。
胸をもしもししたり、お口をあーんと開けたり。
お薬を飲む様子も。
でも最後は元気いっぱい!ユーモアたっぷりの絵本です。
- くしゃみや体調の変化に興味が出始めた時期に◎
- 病院の受診前に読むと恐怖心を和らげられます。
- 「大丈夫」の気持ちを伝える一冊

ノンタンシリーズの選び方と楽しみ方
ノンタンの赤ちゃん版は、どれもシンプルで楽しく、赤ちゃんの発達段階に合わせやすい構成になっています。
「赤ちゃん版ノンタンシリーズ」のあとは「ノンタンあそぼうよシリーズ」がおすすめです。
順番を守る大切さやお片付けのことも教えくれ、お子さんがノンタンと一緒に成長していけます。
まず最初の1冊として人気が高いのは
『いないいな-い』や『もぐもぐもぐ』。

これらは言葉が少なく、繰り返しのパターンが多いため、赤ちゃんが自然と絵本の世界に引き込まれていきます。
慣れてきたら、生活習慣をテーマにした
『はみがき はーみー』や『おしっこ しーしー』

を取り入れるのもおすすめです。
成長に応じて、ノンタンあそぼうよシリーズの
「ボールまてまて」「ピクニックららら」「おやすみなさい」
など少し動きのあるお話に移っていくと、反応のバリエーションが広がります。
お子さんの月齢や発達、好きなモチーフに合わせて「大好きな一冊」を見つけてあげましょう。
まとめ|ノンタンの世界で、親子の絵本時間をもっと楽しく
赤ちゃん版ノンタンシリーズは、赤ちゃんの感覚に寄り添ったやさしい言葉、テンポ、繰り返しで構成されています。
色使いもカラフルで、登場するキャラクターが大きく描かれていて、くっきり浮かび上がるような構図です。
視力がまだはっきりしない赤ちゃんでも、興味をひきやすくなっています。
「絵本って楽しい!」を実感させてくれる入門書のような存在です。

一冊読んで「楽しかった!」と感じたら、ぜひ他のノンタンも手に取ってみてください。
お気に入りの一冊を見つけて、親子でほっとする時間、笑顔になれる時間が生まれますように。
(※この記事は、関連記事『ファーストブックに「ノンタン」をおすすめする理由』の続編として書いています。あわせて読んでいただくと、より楽しく選書ができます)
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