こんにちは、みのです。
低出生体重児の赤ちゃんが退院できる日が近づくと
嬉しさと同時に
「お出かけはいつからできるの?」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、私の娘「のん」の体験談をまじえて
低出生体重児の退院後のお出かけについてまとめてみました。
そろそろ退院
のんの体重が2500gをこえ
呼吸も少しずつ安定してきて
そろそろ退院できるかなというタイミング。
のんが退院してきたら
家族で自宅で過ごせるようになります。
不安もありますが
とってもたのしみで
うれしくて仕方ありません。
一緒にお家でのんびりしたり
家族3人でスーパーにお買い物に行ったり
ベビーカーでお散歩したり
夢を膨らませていました!

外出はいつから?主治医と相談して決めよう
GCUで顔見知りの看護師さんに
聞きました。
「のんとのお出かけで気を付けたほうがいいことはありますか?」
すると、看護師さんは

外へのおでかけは駄目よ!
とのこと。
え!?
どういうことかな思考が停止していると

のんちゃんは、超低出生体重児でしょ。
今から寒くなって風邪とかインフルエンザが流行るからお出かけは基本禁止。
毎日家のベランダに出て空気を吸わせてあげるのよ!
えー!?そんなー!!
のんに許可されたのは
毎日10分程度のベランダ散歩でした。。。
基本的に家から出ていいのは
毎月1回行われる検診の受診のときのみ。
受診の際も
バスや電車に乗ると
病気をもらうから
車かタクシーで来るように指導されました。
低出生体重児のおでかけについて
基本的な考え方
低出生体重児は免疫機能が未発達です。
そのため感染症にかかりやすく
重症化もしやすい傾向があります。
退院後しばらくは
人混みや感染リスクの高い場所への外出は
控えるのが望ましいとされています。
外出の注意点
外出時に注意することは以下の通りです。
大人ができる感染対策は徹底して行いましょう。
(マスクの装着と手洗いうがい)
赤ちゃんの成長具合と体調によって
外出可能な時期が異なります。
主治医に直接相談するのがベストです。
赤ちゃんの体調を最優先にしましょう。
赤ちゃんによって異なる外出できる範囲
低出生体重児はそれぞれ、体の成長具合も
体調も異なります。
そのため
赤ちゃんによって
許可される外出の頻度と時間が違います。
退院したら
周りの赤ちゃんと同じように外出できると思わず
主治医に必ず相談しましょう。
せっかく退院できたのに
風邪をひいたら
すぐに病院へ逆戻りです。
赤ちゃんもつらい思いをします。
のんのお出かけ
のんの場合はベランダ散歩のみ許可されました。
退院したのは9月の終わりです。

3月いっぱいは外出はベランダまでね!
ということでした。
そのため、退院してから半年間
のんは1か月に1回の病院の受診以外は
部屋の中とベランダのみで過ごしました。

赤ちゃんと
抱っこひもやベビーカーで
お出かけすることに憧れていましたが
のんの命が大事なため我慢!
春になればお出かけできる。
それまでは家でのんびり過ごそう。
そうおもったのでした。
低出生体重児のママの外出
赤ちゃんはずっと外出できない。
そうなると
ママはお出かけできるの?
そんな疑問がわきますよね?
ママがお出かけできるかどうかは
周りの環境に大きく左右されるかもしれません
【みのの場合】
外出したのは、週に1時間程度。
スーパーへの食材と日用品の買出しです。

夫が休みの日に、のんを家でみてくれている間に
大急ぎで行っていました。
遠方に住む私の母が
手伝いに来てくれている時は
30分程度コンビニに息抜きに
行かせてもらったこともあります。
基本的には半年間
ほぼ外出せずに過ごしました。
最初は引きこもりの生活にストレスを感じましたが
だんだん慣れました。
プラスに考えると
一日中家から出ないと決まっているので
ゆるゆるの部屋着で
すっぴんのまま一日過ごせます。
おかげで
外出できなかった半年間
肌の調子はとてもよくなりました。
【近くに頼れる人がいる場合】
近隣に祖父母などが住んでいて
短時間でも赤ちゃんのお世話に来てくれる場合。
少し息抜きの時間をもらうと
いい気分転換ができるかもしれません。
お出かけできない間お家時間も楽しもう
赤ちゃんとお出かけできない時期は確かに大変ですが
今だけの貴重なおうち時間を楽しむ工夫も大切です。

無理せず、赤ちゃんの体調と向き合いながら
家族のペースで過ごしていきましょう。
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