
こんにちは、みのです。
ブログで低出生体重児の赤ちゃんの育児について発信をしています。
まず我が家の超低出生体重児の娘のんについて簡単にお伝えします。

生まれた時のことをもっと知りたい方は、NICU,GCUの記事をご覧ください。

今回のテーマは
使わなくなったベビーバスの活用方法について。

ベビーバスってすぐ使わなくなるから
買わなくてよかったなぁ。。。
そう思っている方はいませんか?
沐浴のためのベビーバスは
生後1カ月くらいで使わなくてもよくなりますが
このベビーバス、低出生体重児の小さい赤ちゃんにとっては
まだまだ活用法があるんです。

それは、オリジナルのベッドを作っちゃうこと!
それでは、いってみましょう!
- 使わなくなったベビーバスをベビーベッドに作り変える方法
- ベビーバスのベッドの利用の方法

私が作ったベビーバスのベッドとは?簡単に作れます。
使わなくなったベビーバスの底にタオルや毛布を
赤ちゃんの体勢に合わせて敷くだけです!

これで赤ちゃんの移動式のベッドが簡単に出来上がります!

↑ベビーバスにタオルを敷いて作ったベビーベッド。生後5か月(修正2か月)の時
「修正2か月って何のこと?」
と思われた方はこちらの記事をご覧ください↓

ベビーバスは生後何か月まで使うの?

生まれたての赤ちゃんを沐浴させるためのベビーバス。
いつまで使うのか気になりますよね。
ベビーバスを卒業するタイミングは
・おへそがきちんと乾いていること
・生後1か月健診で医師から大人と一緒のお風呂に入る許可が出ること
です。
へその緒が取れておへそが乾くまでは
感染リスクを避けるため
ベビーバスでの沐浴が推奨されています。
基本的には生後1か月の健診で医師の確認を受けて
浴槽デビューです。
・赤ちゃんの成長具合
・ワンオペで不安
・衛生面が気になる
などの理由で長めに利用する方もいますが
最長でも生後3か月までに卒業することが多いです。
生まれてから1カ月しか使わないなら
もったいない気がしますね。

なにかほかに使える方法がないかなあ?
そんな時に思いついたのがベビーバスをベッドに変身させることでした。
赤ちゃんと一緒の入浴の時に使える
のんを一人でお風呂に入れるとき、
のんを待たせておく場所をつくりたくて
思いついたのがこのベビーバスのベッドです!
赤ちゃんと一緒に入浴する時
赤ちゃんをどのように待たせていますか?
誰が入浴を手伝ってくれる人がいればいいのですが
我が家は基本的に一人で娘をお風呂に入れていました。

我が家の入浴手順は以下の通りです。
① 赤ちゃんを裸にしてタオルでくるんで待っていてもらう
② 泣かないように声掛けしながら全速力で自分を洗う
③ 赤ちゃんをだっこして一緒にお風呂に入る
④ 上がったら赤ちゃんを拭いてタオルに包む
⑤ 全速力で自分を拭いて服をはおる
⑥ 赤ちゃんのケアと着替え
⑦ 自分の身だしなみを整える(化粧水やドライヤーなど)
・ママが体や髪の毛を洗っている時間
・ママが体を拭いている時間
この二つの時間は
赤ちゃんをお風呂の外で
一人で待たせていなければなりません。
赤ちゃんをどこに寝かせておくかが悩みの種でした。
娘のんと一緒に入浴する際
のんを待たせておく、よい場所がなかったのです。

脱衣所のマットの上に寝かせるのは何となく不潔そう!
そんな時は
ベビーバスの中にタオルを敷いて
のんをくるんで待っておきます。

それがベストフィット!
ベビーバスなので濡れてしまってもすぐに乾かせます。
斜めになっている部分に赤ちゃんを寝かせると
赤ちゃんはママを目で確認できるので
探し求めて泣くことが少なくなります。
手足を多少ばたつかせても
ベビーバスの中に納まっているので
タオルがはだけて体が冷える心配もなし!
とても便利でおすすめです。
家事をするときも一緒に移動できる
お風呂の時にとても便利だったため、

これはもっと使えるぞ!
と思ってリビングで家事をするときものんを入れてみました。
掃除をしたり、料理をするとき
のんをベビーバスのベッドに入れてみました。
冬場はベビーバスの中に
タオルだけでなく薄手の毛布も敷くと肌触りもよくなります。


※ふかふかのブランケットを敷いている様子
半分起きた姿勢でママを見ることができるので安心するようです。
なにより、お布団の中にすっぽりくるまれている感覚が心地よさそうでした。
ママも、すぐそばで赤ちゃんの様子を確認できるので安心です。
生まれて数か月たつと
赤ちゃんはママの存在を目で追うようになります。
視界にママがいないと、探して泣くようになります。
布団やベッドに寝かせておくと、天井しか見れないため
すぐに泣きだして家事が進まないこともしばしば。
このベビーバスのベッドで
のんをそばに置いておくと
お互いの存在をすぐそばに感じることができて
とても快適に過ごすことができました。

移動の時はベビーバスごと
スーッと押せます。
(床を傷つけないように注意。)
赤ちゃんを入れたまま押して移動できます。
我が家の娘のんは、低出生体重児でとても軽いため
押して簡単に移動できました。
赤ちゃんの体重が重くなってきた場合は
ベビーバスで移動するのは大変なので
赤ちゃんとベッド、別々に移動しましょう。
移動するのが大変なくらい
赤ちゃんが重くなってきたら、
もうベビーバスの中に入るサイズではないかもしれません。。。
ベビーバスをベッドに変身させて感じたメリット
赤ちゃんがママを探して泣くことが少なくなる
赤ちゃんはベッドの中で斜めの体勢でいるため
布団に寝ているときより視界が広くなります。
家事をしているママの存在を目で確認できるため安心するようでした。
ニコニコしているときが多かったです。

ママもすぐそばで赤ちゃんの様子を確認出来て安心
ママも、そばに赤ちゃんをおいておけるので、
赤ちゃんの様子を直接自分の目で確認できて安心です。
家事をしながら、
赤ちゃんに目を合わせてはなしかけることもできます。
家事をしないといけないのに
ついつい近づいて遊んでしまうこともよくありました。

※ ベビーバスのベッドの中ののんと遊んでいるところ。生後5か月(修正2か月)ごろ
踏ん張りやすい体勢なので、ガスやウンチが出やすくなる。
娘のんの場合なのですが
低出生体重児のため、胃腸の発達も未熟で
ウンチやガスを自力で出すことができず、
お腹もすぐガスがたまってぐずっていました。
このベビーバスのベッドの中に入れておくと、
足をベッドの壁に押し付けて踏ん張れるようで
ガスを自分で出せるようになりました。

あまり足が窮屈なようだと
体によくありませんが
体が小さくゆとりがあるうちは
ベビーバスのベッドの中によく入っていました。
我が家の娘、のんは生後7か月目(修正4か月)までは
このベビーバスのベッドの中でくつろいでいました。

※ベビーバスのベッドでくつろぐ、生後7か月(修正4か月)の娘のん
低出生体重児は、まだまだベビーバスを活用できる!
体が小さくて軽い低出生体重児の赤ちゃん。
成長がゆっくりで心配なことが多いですよね。
でも、体が小さくて軽い分
生産期で生まれてきた赤ちゃんにはできないことが
できることもあります。
我が家の娘のんは
体が小さくて軽い分、ベビーバスを再利用したベッドの中で
生後7か月まで過ごせました。
おかげでバウンサーを買わずにすみました。


なんだ、たったそれだけのことかい!
と、突っ込みたくなるママもいるでしょう。
でも、毎日の生活の中で
そんなちょっとしたことをラッキーだと感じる気持ちも大切だと思うんです。
小さく生まれたわが子を見ながら
周りのすくすく成長していく赤ちゃんと比べて落ち込んでしまう日々。
そんな日を過ごしがちですが

やったー、ベビーバスを長く活用できたわ。小さくてよかったこともあるもんだな。
と思いましょう。
ママの気持ちも少し気楽になりますよ。
まだまだ小さい赤ちゃんがいるママは
よければ試してみてくださいね!


コメント