みなさん、こんにちは。
約10年前
双胎妊娠27週目に一卵性双生児を出産しました。
長女 955g
次女 482g

次女は、生まれた翌日に亡くなりました。
出産翌日、次女が亡くなった時のことを書く前に
今回は亡くなった次女へのきもちを書きたいと思います。
なぜブログに書くのか
子供を亡くしたことを、ブログに書くなんて・・・
と思われる方も多いと思います。
それでもなぜ、私がその時のことをブログに書こうと思ったか。
それは、
10年前、次女を亡くし
悲しくてどうしようもない毎日を過ごしていた私を支えてくれたものが
当時、同じように子供を亡くしたお母さんたちが綴ったブログ
だったから
です。
自分の中の苦しい気持ちを、どうしたらいいのかわからない。
どうにもできない。
誰かに聞いてもらいたいけれど、誰にも会いたくない。
テレビを見ても、幸せそうな家族が出ているのを見るのがつらい。
気分転換に外に出ても、かわいい赤ちゃんばかり見てしまう。
そんな時、一人でふと検索しました。
赤ちゃんを亡くした人の気持ちがわかるものがないかな。。。
すると、何名ものお母さんが
赤ちゃんを死産した時のこと
私と同じように出産後すぐに亡くしたときのこと
をブログに綴っていました。
同じ体験をして、私と全く同じ気持ちの人がいる。
そう知っただけで、涙がでました。
ブログには
人にはうまく話せない心の中の気持ちがたくさん書かれていました。
共感できることがたくさんあり、心が軽くなりました。
ブログを読んで、たくさん泣いて、励まされて
少しずつ前を向くことができました。
10年たった今、
当時の私の体験や気持ちが
今 苦しみ、悩んでいるお母さんに一人でも届けばいいな
そう思って書くことにしました。
次女へのきもち
出産してから、約10年が経過しました。
私は、次女を亡くしたことを決して乗り越えたわけではありません。
出産して、次女を亡くしたあと、
一緒に生まれてきた、超低出生体重児の長女を必死で育てて、
自分の毎日の生活をひたすらにこなして
気づいたら10年経っていたという感覚です。
そのため、今でも
次女を思い出したり、写真をみると
今でも涙がでてきます。
次女は482gで生まれてきて
一言も泣くことなく、
おっぱいを吸うこともなく
亡くなってしまいました。
お腹の中で苦しかったんじゃないか
生まれて苦しかったんじゃないか
ききたいことがたくさんあります。
生まれてきて、
やりたいことがたくさんあったはずなのに
何もできないまま死なせてしまってごめんね。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、おなかの中で亡くなる可能性が高いといわれていた次女は
生きて生まれてきてくれました。
一日も頑張って生きてくれました。
生きて生まれてきてくれて
パパとママに抱っこさせてくれてありがとう。
そう伝えたいです。
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