みなさん、こんにちは。
955gの超低出生体重児で生まれてきた娘のん。
生まれてから約2か月のNICUの入院を経て
生後9週目からGCUでの生活が始まりました。
今回は生後10週目のGCUでの様子をまとめます。
のんの体重
生後10週目。とうとう体重が2000gを超えました!
生まれた体重の倍になりました。
10週間。とても長く感じました。
ようやく2000gを超えることができ
少し安心しました。
GCU退院の目安の一つが
体重が2000gを超えることであったため
いよいよ退院が近づいて来たことを実感できました。
鼻のチューブが抜ける
点滴や酸素マスクは外れましたが
鼻から胃まで伸びていた栄養のチューブは
最後まで残っていました。
とうとう生後10週目に
ミルクを与えるための栄養のチューブが外れました。
もう自分の哺乳力で
ミルクを飲めるようになったということです。
直接おっぱいから飲むためには
まだまだ練習が必要でしたが、
哺乳瓶から十分な量をのめるようになりました。
お腹の張り
生後9週目、生後10週目ころから
頻繁にお腹が張るようになりました。
気持ちが悪いようで大きな声で泣きます。
哺乳瓶で飲むようになり
空気も飲み込んでしまうので
お腹が張るようでした。
胃腸の発達も未熟で
自力でウンチやおならを
上手に出せないため
綿棒で肛門を刺激します。(綿棒浣腸)
すると大きな音をたてて
ガスやウンチがでてきます。
出た時の
なんともすっきりした表情が
かわいかったです(^^)/
このころはほぼ毎日
綿棒浣腸をしていました。
胆道の検査
生後8週目より
ウンチの色が白っぽくなり
ビリルビンの値が上昇しました。
主治医のH先生から
胆道閉鎖症の疑いがある
とのことで
生後10週目は毎日いろいろな
検査を受けました。
胆道閉鎖症だった場合
転院して肝移植を受ける可能性が
高いため
なんとか胆道が閉鎖していないでほしい
ということが
このころの私たちの一番の願いでした。
結果待ちだったので心配な日が続いていました。
保育器からコットへ
生後10週目の最終日
とうとう
保育器を出ることができました。
保育器から出てコットに移りました。

コットとは
赤ちゃん用の小型でコンパクトなベビーベッドのことです。

※ 保育器からコットへ出た日
保育器からコットに移る目安を表にまとめました。
あくまでおおよその目安です。
目安項目 | 一般的な基準 |
体重 | 1500g~2000g |
修正週数 | 34週以降 |
体温調節 | 自力で可能 |
呼吸 | 安定している |
栄養摂取 | 口から摂れる |
保育器からコットに移る明確な基準はなく
赤ちゃんの状態に合わせて個別に判断されるそうです。
コットに出ると
面会に行ったときに
自由にのんを抱っこできるようになります。
保育器を隔てずに接することができるようになるので
よりお互いの存在を近く感じることができ
とても嬉しかったです。
初めてのお風呂
保育器から卒業した日
生まれて初めてのお風呂(沐浴)
をしました。
看護師さんが入れてくださいました。
のんは
大きな声で泣いたり
とっても気持ちよさそうな表情をしたり。
お風呂のあとは
とってもいい匂いになり
ピカピカになりました。
生まれてきてから2か月
お風呂に入っていなかったので
さぞかし気持ちよかったのではないかと
思います。

※ 初めての沐浴の様子。この日の夜、鼻のチューブが抜ける。
まとめ
GCUに入って1週間が経過しました。
NICUからGCUに行くとき
H先生から
保育器からでたら退院はすぐだよ!
と言われても実感がわきにくかったのですが
この一週間
のんにたくさんの成長がみられました。
体重も2000gを超えました。
胆道閉鎖症でなければ
本当に退院できるかもしれない。
NICUでは
・保育器の中ののんに話しかける。
・カンガルーケアをする。
・搾乳する。
ということが主なルーティンでしたが
GCUでは
・抱っこする。
・おむつを替える。
・授乳する。
・綿棒浣腸する。
直接のんのお世話をすることが
急激に増えました。
いろいろなことができてうれしいのですが
一気に進みすぎて
気持ちが追いつきませんでした。
このまますぐ退院して
きちんとお世話できるのだろうか。
退院への
期待と不安が入り混じった
一週間でした。
今日はここまでです(^^)/
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