【出産】双胎妊娠27週目。胎児の検査の結果は

出産日記

みなさん、こんにちは。

双胎妊娠25週目で、一人の胎児の発育不全がわかり管理入院しました。
それから約2週間が経過し、胎児の状態がわかったときのことを
まとめようと思います。

入院したばかりの時は、
動悸と手の震えが止まらなかったウテメリンですが、
2週間たつと体がなれるのか、動機も手の震えも落ち着いてきました。
数日おきに針を刺し替えるため
点滴を打つ場所がだんだんなくなってきていました。

胎児の心拍を常に確認しておくために
24時間装着していたNSTモニターにもだいぶ慣れてきました。
状態を見て、少しの間外せる時間もできたので、その間にゆっくり眠ることができるようになりました。

入院してから、足のむくみがひどくなりました。
指で押したら跡がくっきりのこって消えない状態です。
毎回、尿の量を測ってメモし
助産師さんに報告しました。
尿の量も多く、回数も多かったのですが、
出産までむくみが消えることはありませんでした。

おこなったすべての検査を
メモしていたわけではないため、
記憶があいまいになっていることろもありますが、
管理入院が始まって2週間の間に様々な胎児の検査を行いました。

心臓と肺の検査の結果

妊娠27週目に入ったころ、胎児の心臓と肺の検査をおこないました。
小児の心臓の先生が、エコーで二人の様子を細かく調べてくださいました。
検査時間は約一時間。
二人分の状態を調べるため、とても時間がかかりました。

お腹もだいぶ大きくなっていたため、
あおむけで同じ姿勢でいることがつらくなり
途中で一度気分が悪くなってしまいました。

夕方、男性の主治医の先生から、検査の結果を教えていただきました。
夫と私の母も同席しました。
検診の時から見てくださっている女医の先生も同席してくださいました。

妊娠27週目に入ったところでの二人の推定体重は


大きいほうの赤ちゃんが920g
小さいほうの赤ちゃんが510g


でした。

心臓と肺の検査の結果、発育不全の方の赤ちゃんは肺が育っていないことがわかりました。


妊娠27週目に入り、体重も500gを超えるようになると
生まれてきても生きていける赤ちゃんもいるそうです。

しかし、私のお腹の中にいる小さいほうの赤ちゃんは


生まれてきても肺が育っていないため生きていくことが難しい

との診断でした。

「小さいほうの赤ちゃんが生きられる可能性は何パーセントありますか?」

と先生に質問すると、

「10パーセントかな。。。」

と、言いづらそうに教えてくださいました。


先生の話によると、羊水の量にも差が出始めてしまっているとのこと。


小さいほうの赤ちゃんがおなかの中で亡くなる可能性もあるそうです。

毎日どうなるかわからない状態であると伝えられました。

一卵性双生児の場合、一つの胎盤から二つのへその緒が出ていて、
二人で栄養を分け合っています。


一人がおなかの中で亡くなってしまうと、
今元気なもう一人の赤ちゃんもあっという間に状態が悪くなって
亡くなってしまうことがあるそうです。

検診の時から見てくださっていた女医の先生が

「一人は必ず助けられるようにがんばるから!」

とおっしゃってくれました。


今後、小さいほうの赤ちゃんの状態で
いつ緊急帝王切開になるかわからないとのことでした。

できるだけ落ち着いて説明を聞こうとしていましたが、
途中から心臓がドキドキしはじめ
涙がどんどんでてきて、説明にうなづくことしかできなくなりました。

私が出産をむかえるとき


それは


一人の赤ちゃんとお別れする時がやってくる

ことを意味します。

出産して赤ちゃんに会いたかったのに
産んだら、一人は死んでしまうのです。

ドラマなどでは


「私の命はいいので、赤ちゃんを助けてください!」


と叫んだり、


泣きさけんで膝から崩れ落ちたりしていますが、


この時の私は、なにも考えられず
涙が出てどうしようもないだけでした。

妊娠中、つわりがつらくて

早く生まれてきてほしい。つわりから解放されたい。


と願っていましたが、今は
出産したくない、できるだけ長く生きててほしい
という気持ちでした。

「あまり泣きすぎると、おなかが張ってよくない」

と言われたのですが、
この状態で泣くのまで我慢しないといけないのはとても酷でした。

あと数日で、出産。
一人はおそらく亡くなってしまう。

楽しみであったはずの出産が、全く楽しみではなくなりました。

でも、10パーセントは生きる可能性が残ってるんだよね。。。

ひとまずそれを信じよう。

信じないとこの状況に耐えられないな。

そう思い、出産までの間
小さいほうの赤ちゃんが生きられる
10パーセントを信じることにしました。

「10パーセントしか生きられないと思っていたけど、
生まれてみたら大丈夫だったね!」

そんな可能性もあるはずです。
そうなってほしい。

希望を持つことにしましたが
その日から出産の日まで緊張と不安が消えることはありませんでした

今日はここまでです (^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました