記事内に広告が含まれています。

【低出生体重児育児ブログ】生後15週目|GCUを退院。家族そろってお家へ

GCU

こんにちは、みのです。
生後15週目、長い入院生活をおえ
とうとうのんが退院しました!

今回は、退院の日の様子です。

 体重 2715g

体重は2700gを超え、
生まれた時の3倍に成長しました。

直接吸える母乳は10〜20㏄程度。
補助用の乳首をつけて40cc程度。
日によって波があります。
足りない分を搾乳して哺乳瓶で与えていました。

いよいよ数日後に退院を控え、
のんを迎える準備を着々と進めました。

気づけば、出産してから4か月弱が経過していました。


あんなに長くてしんどいと思っていた
NICU、GCUへの通院も
あと数回と思うと
さみしくなります。

毎日話を聞いてくれていた
H先生、看護師さんたち、GCUの赤ちゃんのママ
みんなに会えなくなってしまいます。

のんの退院がうれしくてたまらない気持ち
退院後にちゃんと自分でお世話できるかという不安

もちろん喜びの方が大きいのですが
複雑な気持ちで数日を過ごしました。

退院予定の時間に合わせ
朝10時にGCUへ。

GCUに入る前から
すでに私の気持ちはこみ上げてくる感情でいっぱいで
涙が出そうです。


GCUに入ると
夕べ夜勤だった看護師さんたちが
残って待っていてくれました。

もう会えないと思っていた看護師さんたちの
笑顔を見た瞬間に
我慢できずに涙があふれてきました。

日勤の看護師さん、夜勤の看護師さん。
多くのスタッフの方が、笑顔で

「退院、おめでとう!」

と言ってくれました。

私が泣くので、もらい泣きをしている看護師さんも。

夫も含め、のんをだっこして
みんなで記念写真を撮りました。

記念写真を家族みんなで撮りたい

という私の希望で
亡くなった次女の写真も一緒に。

仲良くなった隣のコットのお母さんと

「お互い連絡を取り合おうね」

と約束しました。

看護師さんたちが作ってくれたアーチを抜けて
GCUを後にしました。

これから始まる新生活、頑張るぞ!

※ 退院当日ののん。初めて自分たちで買った洋服を着せることができました。

NICU、GCUで
H先生や看護師さんたちが
一生懸命、治療とお世話をしてくださったおかげで
のんは生きることができ
無事に退院することができました。

のんのたくさんの危機を救ってくださったH先生。

いつも経過を丁寧に説明してくださいました。

私の気持ちにも寄り添ってくださり
とても安心しました。

先生がいらっしゃらなかったら
のんは生きることができなかったので
のんが元気に暮らしているのは
H先生のおかげです。

NICU、GCUの看護師さん

のんのお世話の仕方を教えてくださり
私の悩みもたくさん聞いてくれました。

低出生体重児のスペシャリストの皆さんは

私たちママの動揺や葛藤する気持ち
本当によくわかってくださっていました。

何度励まされたかわかりません。

本当に、みなさんありがとうございました!

10年経過した今も感謝の気持ちでいっぱいです。

出産してから約4か月間

NICU、GCUに通いました。

出産前には、まさかこんなに大変なことになるとは
予想できませんでした。

次女を亡くした喪失感と悲しみに
耐えられそうにないなと思った日もあります。

それでも
保育器の中で必死にのんが生きてくれていたので
私ものんを育てていくんだという
気持ちになることができました。

家族、NICU、GCUの方々のおかげで
乗り切ることができた4か月でした。

長かった。きつかった。

でも、たくさんの方と知り合うことができ
支えていただきました。

これからは
助けていただいたのんの命を
大事にそだてていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました